2019.7.29 地域 岩手の文学

皆様は「岩手県」というと、何をイメージしますか?

 

三陸の海の幸。

世界遺産・平泉。

乳製品で有名な小岩井農場、という方もいらっしゃるかもしれません。

 

意外と思われるかもしれませんが

夏休みのこの時期、おすすめしたいのが「岩手の文学」。

 

岩手県出身の作家の中で一番有名なのは

まず間違いなく宮沢賢治と思います。

 

花巻市にある宮沢賢治記念館と隣接の童話村は

年間20万人以上が訪れる人気の観光スポット。

 

(宮沢賢治記念館内 花巻市公式HPより)

 

建物にも庭園にもオブジェにも

幻想的な物語の世界を

写し取ったような美しい景観が、

豊かな自然の中に再現されています。

 

また、柳田国男の『遠野物語』は、

岩手県遠野地方に伝わる民話をまとめたもの。

 

博物館「とおの物語の館」がある遠野市は

町並みそのものがノスタルジックな雰囲気で

民話の空気を肌で感じることができます。

 

どちらも家族で楽しめるスポットとなっていますので

夏休みの自由研究もかねて

岩手県文学めぐり、いかがでしょうか?

 

ちなみにそこまでゆっくり時間がないよ~、という方には

盛岡の石川啄木記念館がおすすめです(^^)