2020.5.25 貝殻のパワー。
日本は世界でも有数の“貝食”の国。
ホタテ、ホッキ、カキ、ハマグリ―
どの貝もおいしいですよね!
食べた後、貝殻は捨ててしまっていると思いますが、
もったいない・・・と思ったことはありませんか?
貝殻の主成分は炭酸カルシウム。
炭酸カルシウムは、工業的にとても重要な成分で、
人気の科学アニメ「Dr.STONE」では
貝殻の粉末から、肥料、モルタル、せっけんなどを
作っていく様子が描かれています。
貝殻を利用した商品には
黒板用のチョークや、日本絵画用の絵具である胡粉などがあります。
貝殻で作ったチョークは折れにくく、あまり粉飛びしないので、
とても使いやすいのだそうです。
また、自然派の方に人気なのが
ホタテ、ホッキなどの貝殻を焼成して作られた野菜洗浄剤。
▲ホタテ貝殻で作られた「ホタテの力くん」とホッキ貝殻が原料の「安心やさい」。
どちらも水に溶かして、野菜を浸け置きします。
焼成した貝殻は、㏗12~13と、強アルカリになるので
除菌や、水に溶けない農薬を除去する効果があります。
原料が貝殻なら、食品に使っても安心感がありますね!
興味のある方は、ぜひ貝殻のパワー、使って感じてみてくださいね。